December 2nd(Sun), 最終報告会

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儀間有美(Yumi Gima)

「最終報告会を終えて」

2018年12月2日にTKPガーデンシティPREMIUM仙台西口にてTOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム2018の最終報告会が行われました。これまでの約7か月間に及ぶ研修のまとめとして代表者によるプログラム概要の発表、個人の発表を行い自分の思いを会場にお越しいただいた皆様に共有する機会となりました。

私は、個人の発表を行い、このプログラムへの参加のきっかけや、学び、今後の自分自身についてプレゼンテーションをしました。少し緊張しましたが、最後は自分らしさを大切に自分の学びを伝えたいという気持ちを強く持っていました。前日の先生方からのフィードバックを踏まえ、聴衆に自分の思いが伝わるよう、会場全体を見ながらプレゼンテーションを行うことができました。また、これまでの研修を通して成長してきた自分自身に自信をもって前に立つことができ、報告会終了後には達成感でいっぱいになりました。報告会後の懇親会では、このプログラムに携わってくださった方々から私自身の成長についてたくさん認めていただきうれしい気持ちと同時に感謝の気持ちでいっぱいになりました。また、自分自身に自信をもつことへもつながりました。

これからの私の目標は、プレゼンテーションを行い学んだ、相手への伝え方をもとに、自分自身の学びを学内で共有していくことです。また、自分の成長に満足することなく、常に向上心をもち前に進んでいき、プログラムで学んだ災害看護の知識を看護師として働きながら活かしていきたいと思います。この最終報告会は、私にとってのゴールではなく、新たなスタートとなります。これからはアラムナイとしてさらなる高みを目指していきたと思います。


小的瑠菜(Runa Komato)

「最終報告会を終えて」

約7ヶ月間の災害看護研修プログラムが、2018年12月3日にTKPガーデンシティPREMIUM仙台西口にて行われた最終報告会をもって終了しました。私は、最終報告会でプログラム概要と個人の成果の2つを発表させて頂きました。発表の準備の段階ではこの7ヶ月間の様々な出来事を思い出し、実習やテストや課題など、毎日をこなすのに精一杯な今の私にとって、米国研修での日々が夢のように感じました。この7ヶ月間は、私にとって大きな試練でありました。それは、自分自身と向き合うことが多く、いつもなら見て見ぬふりをする認めたくない自分と真正面から向き合わないといけない状況だったからです。そのような状況を通して私は、出来ない自分も出来る自分も認める、自分自身を認める重要性を学びました。最終報告会の個人の成果の発表では、この学びを発表しました。発表では、私の思いを私自身の言葉で話すことが出来たと思います。

プログラムの参加前後で、私自身大きく成長した点があります。それは、考え抜く力です。プログラムでは、様々な施設を訪問し見学したり、シミュレーション等で多くのことを体験しました。その見学や体験を通して、自分はどう思ったか、どう考えたか、その思いや考えをどう活用していきたいのかなど考え抜く必要がありました。さらに米国研修では質疑応答の時間が多くあり、相手の話を理解し自分の考えと照らし合わせ、相手にその結果を返していく必要もありました。事後アクティビティでも、自分の伝えたいことは何か、そのための効果的な手段は何かなど考え尽くす必要がありました。そのように、自ら考える主体的で能動的な行動が常に求められていました。そのため、このプログラムの参加前と参加後では、考え抜く力が大きく成長したと思います。これからも、受け身の姿勢ではなく、自ら学ぶ姿勢をもち続け、考え抜く力をより成長させていきたいです。

最終報告会で去年のプログラム参加者の3期生の先輩が、「最終報告会はスタート地点だ」と言っていました。私も「最終報告会が私のスタート地点であった」と思えるように、このプログラムでの学びや成長を糧にステップアップしていきます。

最後に、このプログラムを支えて下さったジョンソン・エンド・ジョンソンをはじめとする多くのスタッフの方々、プログラムを通して出会えた方々、全ての方々に感謝致します。本当に、ありがとうございました。


佐々木綾香(Ayaka Sasaki)

「最終報告会を終えて」

平成30年12月4日にTKPガーデンシティPREMIUM仙台西口にてプログラムの事後報告会が行われました。会場には、このプログラムを支えてくださった関係者の皆さんをはじめ、アラムナイの先輩方、学校の先生、次年度このプログラムの参加を希望している後輩などが駆けつけてくださいました。

私は個人発表で、事後アクティビティを通して学んだ、「自分と向き合うこと」「周囲との関わり」の大切さについてプレゼンテーションをしました。

本番は、緊張はしましたが、自分をここまで成長させてくださったみなさんへの感謝の気持ちを胸に、会場全体を見渡し、悔いのない発表をすることができました。

私にとってこのプログラムで一番大変だったことは、アクティビティの企画で、活動の目標や目的、参加者のニーズが明確ではない、自分が伝えたいことをどのように形にすればよいか分からないなど、できないことの連続でした。そして、思うようにいかないという焦りから、アクティビティを行う目的を見失っていたこともあり、涙が出ることもありました。このプロジェクトに参加したことで、困難に直面することとなり、大きな壁にぶち当たり、実習期間と重なった時は、精神的に追い込まれることもありました。しかし、このプログラムに参加しなければできない体験や経験ばかりでした。

発表後は、安堵と共にこれまでにない達成感を味わうことができました。努力して準備して本番に臨むことができたため、今回の発表は自信にも繋がりました。

報告会を終えて、改めてプログラム全体を振り返ってみると、プレゼンテーション・スピーチの仕方、準備の重要性、スケジュールの調整の仕方など幅広く多くのことを学ぶことができました。また、メンバー同士の成長も、お互いに感じることができました。

私は米国研修最終日、看護師っていい職業だなとあらためて感じていました。これまで大学や社会人を経験していた時も時折思うことがありましたが、看護師は分野が異なるため夢の職業でした。でも、現在は看護師への過程を歩んでいる看護学生であることにとても嬉しくなった、あの感覚を今でも鮮明に覚えています。学校生活で時に辛いことはありますが、あの時の気持ちを思い出し頑張ることができている自分がいます。

今後は、看護学生としてはもちろん、社会人としてもこのプログラムで学んだことを活かしていきたいと思います。そして、これからはTOMODACHIアラムナイとして活動に参加していきたいと思っています。


豊川幸世(Yukiyo Toyokawa)

「プログラムを終えて」

2018年12月2日、TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口にて、TOMODACHI災害看護研修プログラム2018 最終報告会が行われました。私はここで、米国研修を経た自分の変化と今後の目標を発表しました。

米国研修中、自分の震災体験の小ささがコンプレックスであり、壮絶な体験をした人の気持ちを理解できていないのではないかという気持ちが強くなっていきました。しかし、その気持ちを米国研修で告白することができ、さらに、そんな自分を認めてもらえたおかげで、理解できていないかもしれないという気持ちから、相手のことをもっと理解しようと努力し、思いやりの気持ちも生まれているということに気付き、自分を受け入れることができました。今では、お話を聞いて感じた自分の気持ちも大事にしたいと思い、自分が感じたことを伝えていきたいと考えるようになりました。

この、私の成長を伝えることができ、嬉しさや清々しさを感じています。さらに、懇親会にて、参加者の方から、「自分も震災体験の小ささを感じていて共感した」「豊川さんの発表が印象に残った」と言っていただきました。自分の気持ちが伝わったという達成感を得て、共感していただけたことに自分自身も励まされました。参加者の方には、この報告会に参加して印象に残ったり、強く感じたりした自分の気持ちを大切にしていただきたいです。そして、報告会やブログで私達が伝えたことが、他の方にとって行動するきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

この研修に参加して、発信の場をたくさん与えていただきました。今後は、今回の研修でつながった発信の場で、自分の経験や気持ちを伝えていきます。そして、看護学生が災害看護の知識を自ら学び、実践的な訓練を行うことができる環境を作っていきたいと考えています。


曵地栞(Shiori Hikichi)

「最終報告会を終えて」

2018年12月2日に仙台のTKPガーデンシティで行われた最終報告会で、私は、「自分と向き合うこと」というテーマで発表しました。このテーマに決定した理由は、アクティビティを達成することができたことが自分の成長のきっかけになったと思ったからです。事前研修からアクティビティ企画まで、私は自分の被災体験を振り返ることが辛いと思っていました。米国研修で被災体験をスピーチする機会をいただいても、その想いを受け止めて成長したいという想いからプログラムに参加したのに、未だ被災体験から進めずにいる自分を嫌だと思っていました。また、私は周囲に「できない」ということを相談することが恥ずかしく、相談することに勇気を持てずにいました。そして、私は他のメンバーよりも上手く伝えることができないなどと周囲と自分とを比較して、自信を持てずにいました。しかし、被災体験の思いから企画したアクティビティを達成でき、初めて被災体験と向き合ったり、他者に頼れるようになったり、自分に自信をもてたりできるようになりました。

報告会前日には、本番を想定して発表を行う機会をいただき、スタッフの方やメンバーからアドバイスをいただきました。そして、そのアドバイスから自分の発表で工夫すべき点を明確にでき、本番を迎えることができました。報告会本番は、自分の思いが伝わるか不安でした。しかし、発表終了後にサポートスタッフの方や発表を聞きにきてくださった方々から「良かったよ。」「思いが伝わってきて私も泣きそうでした。」などと感想をいただき、自分の思いが伝わったんだと自信を持つことができました。また、改めて自分の思いを発信することの大切さと、独りよがりにならずに周囲に相談する大切さを感じることができました。そして、以前は「伝える」ということを苦手に感じていましたが、プログラムを通して、「誰かに思いを伝えることが好きだ。」という自分の気持ちにも気づくことができました。

今後は、恐れずに自分の思いに自信を持って伝えることを大切にしていきたいと思います。また、私の被災体験や米国研修での学びを発信していきたいと思います。そして、看護師として就職してからも、自分の考えを周囲の医療職者に発信することを大切に、患者さんの療養をサポートできる看護師になりたいと思います。

最後に今まで様々な方に支えていただき、プログラムを終えることができました。このプログラムに参加できる機会をいただいたことと、私たちの成長を支えていただいたことに感謝しています。本当にありがとうございました。


松野ひかる(Hikaru Matsuno)

「最終報告会を終えて」

最終報告会を終え、本プログラムすべてが終了しました。最終報告会では、7か月間のプログラム概要と各メンバーの個人発表、メンターの先生方からの成果報告がありました。私は個人発表で、「地域における防災」をテーマにアクティビティの成果と学びを発表しました。

振り返ると、プログラムに応募しようと決めた日から今日まで、あっという間でした。この7カ月間は、多くの経験と学びがあり、自分の思いと向き合ってきました。私は、地域の防災意識向上に貢献したいという思いを原動力に、米国研修や帰国後のアクティビティに取り組んできました。

プログラムを通して学んだことは、何かを変えるには自らが自分の思いを発信し、周囲を巻き込むことが大切だということです。このことは、特に、アクティビティ実施で、多くの方との関わりの中で自分の未熟さを何度も痛感し、目標とするところにはまだまだ遠いと感じたことで強く学びました。これまで見ないようにしてきた自分の思いと向き合うことは、辛いこともありました。しかし、その思いを自分自身が知り、受け止めて、発信するために、辛さを乗り越えようとしたことは、自分が成長するきっかけにもなり、また何かを変える大きな力となりました。何かを変えたいという思いを抱いた自分にしかできないこと、やらなければならないことに気付くことができたので、さらに成長していきたいと思います。

このプログラムに参加し得られた経験は、私にとって大きな財産です。そして、その財産をどのように使うのかは自分次第です。メンターの小松先生からも「ここからがスタートである」というお言葉を頂きました。今後は、一層強くなった看護、災害医療に携わりたいという思いを胸に、前に進んでいきたいと思います。そして、今日まで多くの方に支えていただき、プログラムを終えることができました。ここで終わりではなく、プログラムで得た経験を生かすことが、これからの私たちの使命です。これまでの感謝を忘れず、これからも成長し続け、学びと経験を還元していきたいです。


松野下彩(Aya Matsunoshita)

「最終報告会を終えて」

12月2日(日)にTKPガーデンシティPREMIUM 仙台西口にてプログラムの最終報告会を行いました。最終報告会では、プログラム概要や個人発表を学生が行った後、メンターの先生、スタッフの方々からのお話がありました。

改めてプログラムを振り返ると、プログラムを通して自分自身、多くの変化があったということを感じました。特に「自分の思いを表出する力」が身についたと強く感じます。プログラム参加当初は、人前に出て物事を発表することがとても苦手でした。実際に事前セミナーで自分の3.11の経験をスピーチした際は、足がすくみ、人前に出た途端スピーチの内容が全く思い出せない状態でした。しかし、プログラムでは米国でのスピーチとその練習、日々のリフレクション等で、人前で話す機会が多く、プレゼンテーション力が少しずつ身についていきました。そして最終報告会では、いままでに経験したことのない大人数の前で、プレゼンテーションを行うことができました。さらにそのプレゼンテーションでは、ただ物事を述べるのではなく、「聞いている方に伝われ!」という思いが自然と芽生え、自分の思いを込めて発表することができました。事前セミナーの際には、自分がこのようにプレゼンテーションを行えることは想像もできませんでした。最終報告会は、このプログラムを通して自分が変化したことを強く実感した場面となりました。

また個人発表が終わった後、メンターの小松先生から「看護師に求められる力のひとつにプレゼンテーション能力がある」というお話をいただきました。わたしのプレゼンテーションはまだまだ課題となる点が多くあります。しかしこのプログラムで身につけたプレゼンテーション能力をまずは認めて自信とし、さらに向上できるように努めていきたいです。そしていままでは苦手だった自分の思いを表出することを大切にし、自分の目指す看護師像に近づけられるようにしたいです。

最後に今回のプログラムでは、自分がたくさんの方々に支えられているということを何度も感じました。今後私は看護師として働きます。自分を支えてくださっている方々への感謝の気持ちを忘れずに、私自身も誰かを支えることを大切にして、専門職として精進して行きたいと思います。

当プログラムに携わっている方々をはじめ学校の先生方や家族など、支えてくださった方々、本当にありがとうございました。


 

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December 1st(Sat),報告会前日 準備

儀間有美(Yumi Gima)

「これまでの研修を振り返って」

2018年12月1日にTKPガーデンシティPREMIUM仙台西口にて最終報告会へ向けての最終準備を行いました。準備では、プログラム概要、個人発表のプレゼンテーションを行い、メンターの先生方にフィードバックをいただきました。そのフィードバックをもとにパワーポイントとプレゼンテーションの仕方に修正を加えました。また、これまでのプログラムでの研修を終え、自分自身の学習目標と行動目標について振り返りも行いました。

今日の研修で感じたことは、相手に伝わることの難しさです。プレゼンテーションの発表は、最終報告会に向けて私自身が伝えたいことを明確にし、パワーポイントを使用しながら行いました。しかし、プレゼンテーションで私は、緊張が先行してしまい、自分がしたいと思い描いていたものとは違うものとなりました。先生方からのフィードバックでは、もっと聴衆を見て伝えた方がよいという意見を頂きました。また、米国研修に行っていない方々にもイメージができるような説明をすることが大切だという助言もいただきました。私はこれまでの研修で自分の思いを伝えることの大切さを学びましたが、この時、相手に伝わるように伝えることの難しさを痛感しました。同時に自分の伝え方次第で相手にどう伝わるかが決まる、というプレゼンテーションの難しさも感じました。

私は、できるだけ聴衆を見てプレゼンテーションを行うことを意識し、聞いている人に伝わるように自分の思いを込めながらより具体的に伝えられるよう、本番に向けて練習を重ねました。もう一度、私自身が聴衆に伝えたいことはなんなのかを考え直し、自分が抱いていた思いを大切にしながらプレゼンテーションの練習を行いました。明日、いよいよ最終報告会となります。自分の学びが聴衆にしっかりと伝わるよう、自分らしいプレゼンテーションを行いたいと思います。

各アクティビティ実施

曵地栞(Shiori Hikichi)

「アクティビティ実施後」

アクティビティとして、「災害情報について考えよう」というテーマで11月15日に所属大学の看護学部4年生8名を対象にミニワークショップを企画しました。このアクティビティの長期的目的は、災害発生前に自ら適切な情報を取得できることです。そして目標は、①「自分の普段の防災意識や行動について考える」②「台風が接近している時、どのような情報が避難の判断につながるか考える」です。参加者の方には台風24号を事例として提示し、個人ワークの後にグループワークで考えを共有してもらいました。具体的には、はじめに個人ワークシートで台風接近時に閲覧した情報や利用した媒体、得た情報を受けて行動したことについて振り返ってもらいました。そして、避難が必要だった場合を想定し、住民側の視点から避難する上で得たほうが良い情報とその情報を得るための利用媒体を各自付箋紙に書き出してもらったものをグループワークで模造紙にまとめてもらいました。グループワーク後の振り返りの際には、「私の家のハザードマップはどうなってるのかな。」「避難所ってどこだろう。」「持ち出し袋って何を入れればいいんだろう。」などという意見が聞かれました。グループワーク後には、情報を得るまたは発信する上で大切な情報の信憑生と災害時の認知バイアスの危険性についてスライド発表を行いました。そして盛岡市と滝沢市が公開している防災情報の資料を配布し、事後アンケートへの記入をお願いしてアクティビティを終了しました。事後アンケートには、日頃の防災意識の低さや日常的な準備の大切さ、認知バイアスに関する感想があり、今後の防災準備に関してハザードマップの閲覧や避難所の確認などをしたいという意見も見られました。

アクティビティを実施して、アクティビティ中の意見や事後アンケートから、参加者の方にとって普段の防災意識や行動を振り返る機会となり、情報を避難につなげる上での留意点を知る機会になったと考えます。また、防災への関心を高め、今後の防災への行動変容を促すきっかけ作りとなり、アクティビティの目標を達成できたと思いました。今回のアクティビティの実施前は、災害への意識はあまり高くないのではと思っていたのですが、参加者の方の意見や感想から防災への関心や学ぶ意欲がある方が多いことを知ることができました。自分の被災体験や米国研修の体験からの思いを対象者のニーズに合わせて共有することの大切さを改めて感じ、達成感も得ることができました。今後は今回持った疑問や興味関心をより高め、防災準備につなげることができるように非常時持ち出し袋や避難所について考える継続ワークショップを企画することも検討したいと思います。また、他学年を対象とした企画も検討したいと思います。

各アクティビティ実施

儀間 有美(Yumi Gima)

「事後アクティビティを終えて」

平成30年11月5日(月)に自身の所属する仙台看護助産学校の講義室で事後アクティビティを行いました。内容は、仙台看護助産学校の学生寮に入居する寮生を対象に防災意識を高めることを目的として防災マニュアル、避難経路図の発表を行いました。5日当日を迎えるまでに、寮委員会の学生や教員の協力を得ながら、寮生を対象としてアンケートを実施し、参加者のニーズを把握したうえで、防災マニュアル、避難経路図を作成しました。5日に作成した防災マニュアル、避難経路図を参加者ひとりひとりに配布し、パワーポイントを用いながら私自身の米国研修を通しての学びや、宮城県沖地震の発生確率の統計を組み込みながら説明を行いました。

今回のアクティビティが自分自身での企画の準備・運営であったため、様々な場面で難しさを感じました。また、学業との両立で壁にぶつかることが多く、寮委員会の学生や教員の協力はなくてはならないものでした。協力を得る際には、自分の考えをしっかり伝え、根拠や経過に沿ってきちんとした理解が得られるように説明することが求められるということを学びました。また、事前に実施したアンケートでは、防災に対する寮生ひとりひとりの意見や思いを聞くことが出来た機会となり、寮全体で防災に対する取り組みを行う際には、このような意見や思いにも目を向けていくことが必要であると感じました。

このアクティビティでは、寮の防災対策だけではなく、企画の準備・実施を通してリーダーシップを発揮する機会が多く、そのような部分での自分自身の成長にもつながったと思います。今後、このアクティビティは、災害に対するよりよい備えのために寮委員会の学生や、教員と連携して継続して行っていきたいと思います。また協力を得る際の人との関わり方という部分でも自分の学びを今後も生かしていきたいです。

各アクティビティ実施

小的 瑠菜(Runa Komato)

「“伝えること”と“伝わること”」

私が今回のアクティビティを通して1番感じたことは、「伝えること」と「伝わること」の違いです。私は今回のアクティビティを通して、物質的な準備だけでなく、自らの環境に関心を持つことも防災対策となることを伝えたいと思っていました。伝える為の手段として、避難経路シミュレーションを行いました。アクティビティ実施後、参加してくれた友達に感想を聞いてみると「環境を知ることが大事ってことだよね。」と言われ、伝えたいことが伝わっていて安心しました。しかし、参加してくれた別の友達に聞いてみると「避難経路を知ることが大事なんだよね。」と言われました。私は、その言葉を聞いて違和感を覚えました。アクティビティの目的が伝わっていないと思ったからです。アクティビティ実施中には、避難経路シミュレーションの前後2回で目的を確認していた為、参加者の皆にしっかり伝わっていると自分の中で思い込んでしまっていました。しかし、その友達には私の伝えたいことが伝わっていませんでした。私にとっての手段が、その友達にとっては参加したことの目的となっていたのです。私の伝え方が足りなかったと、とても反省しました。

その反省から、リアクションの大切さを学びました。今回の場合も、私が参加してくれた友達に「どうだった?」と一声掛けてみて気付くことが出来ました。事後アンケートに自由記載欄は設けましたが、実際に声を掛けて直接聞いてみると意外な答えが返ってくることがあります。その意外な答えは、参加してくれた人の生の声だと思います。伝えたいことが、必ずしも伝わっているとは限らないのです。そのことを確かめるには、自分からリアクションすることが大切だと学びました。今後も、私が考えていることや思っていることを誰かに伝える機会があると思います。その際には、「伝えること」と「伝わること」の違いを念頭に置いて、リアクションをしていきたいです。またそのような行動を通して、少しでも多くの人と自分の考えや思いを共有していきたいと思います。

各アクティビティ実施

豊川幸世(Yukiyo Toyokawa)

「アクティビティ実施を振り返って」

8月の海外研修から2カ月以上の時間をかけて準備してきた、事後アクティビティが終了しました。海外研修では自分と向き合い、自分の学びや考えを振り返って整理することで成長することができたと思います。今回のアクティビティでも準備から実施まで、「自分が参加者に伝えたいことは何か」ということを考える中で自分と向き合ってきました。

自分と向き合って分かったことは、私は自分のことを伝えるのが苦手だということです。話すことは出来ても、その時の状況や相手の表情などから話す内容を選択してしまいます。本来であれば自分が感じたことをありのまま伝えるべき時でも、常識的なことを言おうとして、他の人ならどのように考えるのかを考え、当たり障りのないことを話してしまいます。また、相手が言われてうれしいような言葉をかけることもあります。しかし、この時話していることはすべて嘘というわけではありません。自分の言葉として表出されたことは、少しでも感じたり、学んだりしたから出てくるのです。問題は、自分の一番強い思いや考えが、自分が考える一般常識の言葉に隠れてしまうということです。自分のことをそのまま伝えればよいことや大それたことを伝えようとしなくてよいということは頭では理解しています。しかし、恥をかきたくないという気持ちや人を感動させるようなすごいことをしなければいけないという思いがあり、なかなか自分のことをうまく伝えることができません。アクティビティが終了し、プログラムを振り返って初めてそのような自分がいたことを言語化することができました。

今思えば、そんな私にとって、アクティビティを企画し、海外研修の学びなどを発表するということは大きな挑戦だったと思います。

集客や発表内容、運営方法など、すべてが満足のいく結果とはなりませんでしたが、うれしいこともたくさんありました。特にうれしかったのは、周知後に初めて参加応募が来た時でした。私の企画に興味を持って、自分の時間を使ってでも参加したいと思ってくれる人がいてくれたのだと感激しました。また、終了後のアンケートで返答をもらえたことも嬉しかったです。私が伝えたかったことが伝わっていたり、「共有してくれてありがとう」というように感謝の言葉を述べてくださったりして、大変なことがたくさんあった中でも企画を実施できてよかったと思います。

自分のことを伝えることに対して苦手意識はまだありますが、そんな私でも今回のアクティビティで伝えたことで、参加者からフィードバックをもらえ自信につながりました。次の発表ではもっと素直に、その次の発表ではさらにもっと素直に伝えられるようになって、「人に伝えることが得意です」と堂々と言えるようになりたいと思います。

各アクティビティ実施

松野ひかる(Hikaru Matsuno)

「アクティビティを実施して」

「防災を考えよう」というテーマの下、参加者の防災意識の向上を目的に、10月27、28日の大学祭で地域の方を対象に、避難袋と停電体験の企画を行いました。参加者が、停電体験を通じ、避難袋の中身を考えることができるように、①停電体験、②鴨川(千葉県)地域で起こりうる災害の説明、③避難袋の中身を考えるワークショップの3つのアクティビティ実施しました。具体的には、地震後に避難する設定で、避難に必要なものを暗い中収集できるかという停電体験をしました。そして、停電以外にも、自分たちが住む地域で起こる災害や危険性を知ってもらい、自分が避難する際を想定しながらマイ避難袋を考えるワークを行いました。

企画前後のアンケート結果から、「参加者が停電体験を通じ、避難袋の中身を考えられる」という企画の目標は、達成できたと考えます。企画前は、参加者14名のうち9名は避難袋を用意していましたが、5名は必要だと思っているものの用意していない状況でした。しかし、企画後は全員が「避難袋は必要であり、帰宅後準備しようと思った」「中身を増やそうと思った」と回答し、具体的に自分に必要な物品を挙げられていました。そして停電体験では「暗い中必要な物を探すのは大変」「日頃から部屋の整理や避難袋を準備したいと思った」などの感想があり、避難袋の必要性を実感する機会となりました。参加者自身が実際の災害をイメージし、自分事として考える姿から、今回の企画は地域の方の防災意識向上のための第一歩として、防災を考えるきっかけを作ることができたと感じます。

しかし、参加者の少なさ、準備不足が反省点として挙げられました。1日目の参加者の少なさの反省を踏まえて、2日目はチラシや展示などで集客方法を改善し、2日間で17名の方に参加していただきました。今回のような企画に、より多くの地域の方が参加することができれば、地域の防災意識向上という点で更に大きな効果があると思ったので、この反省を次回に繋げていきたいです。

アクティビティを終え、防災を地域で広めていく必要性を改めて感じました。参加者の反応から、鴨川地域での防災に対するニーズを感じたため、今回の企画を一過性のものではなく、継続していくことで、防災意識が定着していければよいと思いました。そして今回、鴨川市役所から頂いた防災パンフレットも好評であったため、今後もより多くの機関や人と協力していきたいとも考えます。防災の輪が、鴨川から日本中へ広がるように、今回の学びを継続して行動に移していきたいです。